予想というか願望(直木賞展望)

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※今回の記事に関しては書き手である私の思いこみが強くこめられており実際の事実とは異なる点が多数含まれておりますので、記事の内容を本気にしないでユルーい感じで見てください。そのわりにかなりの長文ですが・・・(笑)


第141回芥川龍之介賞&直木三十五賞の候補者&候補作が先日、発表されました。
今回は芥川賞、直木賞ともにすごい候補者が存在します。(個人的に思ってるだけですが・・・)

個人的に推理モノやエンターテイメント作品が好きなので直木賞中心の記事となりますが、今回の直木賞候補作はビッグな顔ぶれが揃ったと個人的に思ってます。


まずは、北村薫さん。「鷺(さぎ)と雪」でノミネートです。この北村さんといえば推理小説好きで聞いたことがない方はいないであろう超名作家です。個人的には審査員側にいてもおかしくないくらいの御方だと思うので直木賞未受賞はぎゃくに意外でした。

貫井徳郎さんも有名作家です。「乱反射」 という作品で今回は候補になりました。
キャリアも長く、直木賞受賞してもおかしくない貫井さんも今回は北村さんも候補ということで厳しいかもしれません。いうならば貫井さんと北村さんは、Perfumeと木村カエラ的関係ですので・・・(あくまで私の妄想です)

葉室麟さんは「秋月記」で第140回に続き今回もノミネートです。直木賞の選考基準は「実績」重視ですので今回も審査員的には様子見とみます。

万城目学さんの「プリンセス・トヨトミ」おそらく作者の名前を聞いてもピンとくる人はそう多くないような気もしますがこの御方はもうすでに作家としては間違いなく「売れっ子」作家だと思います。
山田孝之さん主演映画「鴨川ホルモー」、玉木宏さん主演でドラマになった「鹿男あをによし」という名作を生み出した今後も期待大の作家です。ただやはり直木賞受賞にはまだ若いという点で今回は厳しいと思います。

道尾秀介さんは「鬼の跫音」が候補作品です。道尾さんも前回に引き続き連続ノミネートです。実力的には前回の作品が受賞していてもおかしくない名作でした。(初登場の前回は、審査員のコメントにも好意的なものが多かった気がします)おそらく今後直木賞を獲る作家であることはまず間違いないと思いますが、今回はまだ受賞には時期が早い気がします。

最後の候補作は、西川美和さん「きのうの神さま」です。候補者の名前を見たとき思わず「おぉー」と言ってしまいました。西川さんといえば映画「ゆれる」でブルーリボン賞の監督賞をはじめ国内の数多くの賞を受賞し、今年の夏にはご自身の監督作品、笑福亭鶴瓶さん主演映画「ディアドクター」公開間近ということで、若手女性名監督の一人として脚光を浴びている御方です。ある意味今回一番のビッグネームな候補者だと思います。過去、三島由紀夫賞の候補となるなど、実力的にはもちろん直木賞候補の素質充分なのですが、直木賞一番の選考要素(あくまで私の妄想で実際はもちろん違います)である実績からいくとやはり初候補、初受賞は厳しいと思います。

さて上記6作品ですが、世間的注目と裏腹に今回はものすごくハイレベルだと思います。
今回受賞はなくとも、今後作品を生み出し続ける限り上記6名は、直木賞受賞作家になることは間違いないと思います。

オーソドックスに考えるのであれば、今回の受賞は「北村薫」さんでほぼ決まりです。
もしくは「受賞者なし」のいずれかで間違いないでしょう。

このパターンで北村薫さん以外の方が選ばれる可能性は相当難しいです。

何度も言ってますが、直木賞選考基準は、

1「作家の格、実績」
2「直木賞受賞前に名作を生み出している・・・というか、直木賞受賞作品よりも優れた作品を過去に生み出していることが受賞の条件?えっ、この作品で受賞なら、この人はその前に既に取ってても・・・と思う受賞者が多々いる」
3「非現実的な設定や一般的に実際の社会とは異なる事実等がある場合、どんなにすばらしい名作でも審査員にしっかりあげあしをとられる(涙)ので直木賞作品は独創的なというか冒険的な作品が少ない(個人的感想です)」

一番重要なのが「実績」です。
私の大好きな作家の一人である「東野圭吾」さん。一見、現実的にはありえない設定であるにもかかわらず、父と妻、そして娘の3人の心の描写を見事に描ききり、ミステリー要素も最後まで、しっかりとある名作の「秘密」、幼年期から大人まで長きにわたり男女二人のどこまでも哀しくありながら考えさせられる大長編「白夜行」、何度読んでも最後は涙が止まらない個人的には大傑作「手紙」。
上記3つをはじめ直木賞候補5回も名を連ねながらすべて受賞にいたらなかった時点で私の直木賞実績重視論は、はじまりました。
「伊坂幸太郎」さんは「重力ピエロ」で受賞すべきだったでしょう。しかし残念ながらまだ当時の伊坂さんはまだキャリア的には浅かったので受賞は逃しました。しかしその後のご活躍は皆様もご存知の通りで出す作品出す作品、漫画家、映画化、ドラマ化と超売れっ子作家です。2003~2006年で実に直木賞候補5回!そして2008年「ゴールデンスランバー」で本屋大賞、山本周五郎賞も受賞、ここで直木賞候補となれば9割方受賞は間違いないと思われた矢先の「直木賞候補辞退」の申し出。理由は執筆に専念したいとのことでした・・・が私は伊坂氏は直木賞と訣別したのだと勝手に思っております。

また直木賞審査員に揚げ足とられた一番の被害者といえば大作家の一人、横山秀夫氏です。松本清張賞をはじめ有名な賞をすでに複数受賞し、着実に実績を重ねていき、「半落ち」という作品を生みだしました。「半落ち」は「このミステリーがすごい」でその年の首位、さらには週間文春のミステリーベスト10で一位を獲得し、翌年の直木賞では当然の如く直木賞候補作品となりましたが、いざ選考の段階でまさかの議論が・・・

もしかしたらこの本をお読みでない方で今後読もうと思ってる御方がおられるかもしれませんので詳しくは書きませんが、「本小説における重大な肝となる要素が現実的にはありえない」という直木賞の某審査員の指摘から始まり、小説の内容とは関係ないアラ探し(?)的な論争に発展し、更には、事実誤認に気が付かないどころか賞まで与えていた、と業界批判、さらには「半落ち」がベストセラーになっていることについて読者批判とも取れるような発言も某審査員は述べ、当時はマスコミも巻き込んでの一大センセーショナルとなりました。
補足になりますが、この件を報じた某有名新聞は、おもいっきり「ネタバレ」な部分をおしげもなく公開してしまい、ある意味衝撃でした。

そんなわけでこの年の直木賞は作品の完成度うんぬんではなく「これは現実的に○○が○○した理由について現実社会では○○なのか?」という事実誤認は否かというよくわからない選考会となったのでした。(○○はネタバレしないよう自主規制しております)

最終的には、某審査員の横山氏の作品にたいするコメントで「関係の団体に問い合わせて見解を得て作品中の、○○○の○○の動きには現実性がないことを、選考の途中で報告することになった。(以下略)」

関係の団体に問い合わせって・・・?現実性がないと駄目ということは、伊坂先生の「オーデュボンの祈り」や乾くるみ先生の「リピート」のような作品はマイナスなんでしょうか~。自分的には乾先生はもちろん伊坂先生は3回直木賞獲っても不思議ではないと思うのですが・・・(現実的にそれは無理でしょうが・・・)


「半落ち騒動」で揺れた選考会でしたが、結果的にはこのときの直木賞受賞者は無しとなりました。
このことにより未来の直木賞作家だったであろう横山先生が直木賞と訣別したのは有名な話です。

後日談としては、この騒動となった肝の部分はこの小説のケースのパターンにおいては必ずしも事実誤認ではないという見解が一部で話題となりましたが、当時の審査員(今もですが・・・)が何らかのコメントを発した事実は知りません・・・

というわけで、どんなにそのほかの賞を総ナメしようとも、ベストセラー化して、100万人の国民が涙しても審査員一人に揚げ足とられた時点で、その実績は崩れてしまう・・・あぁおそろしき直木賞なのです~。

・・・というわけで過去のパターンで考えるのであれば、直木賞受賞最有力候補は「北村薫」先生しかありえないわけで、もし氏が受賞しない場合、それはもう「受賞者なし」としか考えられません・・・

しかし、しかしです。自分はあえて別の予想をいたします。

それは・・・

今回は西川美和さんが直木賞単独受賞!です。

断言いたしましょう、もし直木賞を西川さんが受賞した場合、世間的な盛り上がりはそうとう高いと思います。現役美人若手監督、しかも現在自身も監督をつとめる直木賞ノミネート原案作品が好評公開中です。ここ数ヶ月映画PRでテレビ、ラジオ等の露出もあり、そのうえ直木賞受賞という冠をとった暁にはマスコミが放っておくわけがありませんし、直木賞受賞作品ともなればその後の興行にも期待が膨らみます。さらには芥川賞候補者には、シリン・ネザマフィーさんというイラン出身の作家がノミネートされているのですが、もし芥川賞でシリンさんが受賞すれば、イラン出身者の受賞はもちろん初、さらには直木賞で西川さんが受賞したとしたら、マスコミ的には最高のシナリオだと思います。
なんといっても二人とも美人です。テレビが取材しないわけがありません。

この二人の受賞により実績重視と思われた直木賞に風穴も明けられ、当時芥川賞がもっとも沸いた綿矢りさ&金原ひとみW受賞以来の文学フィーバーがわき起こり、
一時的かもしれませんが、出版業界も活気づき、直木賞、芥川賞を見直す(?)よい機会なんですが・・・果たして現実はどうなるんでしょうか。

7月15日発表です。

・・・またあらためて書くのもなんですが上記記事における直木賞の選考基準は私の勝手な妄想であり、事実とは異なっています。現実は権威や実績のある選考委員により厳正なる審査が行われているはずです。





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